音ゲーの歴史を変えたアプリとは?
タイトルに至る経緯↓
グーグル検索にて、
縦スクロール譜面に対応するボタンを押し、固定されている判定ラインにリズムを取り音楽を再現する。
↑コナミの特許は他にどんなのがあるのか調べたかったので検索したが、私が求めている答えは無く、代わりに、キー音がある音ゲー(DEEMO)についての記事があったので、思わず読んでしまった。
『2019/7/30 14:22』現在でも、ミュージックアプリ1位という人気なアプリである。
何でこんなにも人気がずーっと続くのだろう?
記事を読んでなるほどな!!
と思ったので、せっかくなので分かりやすくして紹介します。
早くも結論をいうと、
物語を楽しむ音ゲーだということが分かりました。
又、音ゲー業界が抱えるジレンマを見事に解消し、
DEEMOしかできない体験を創りだしたことが、トップに居続ける秘訣だと思いました。
詳しくはこちらで↓
①音ゲーなのに、物語が主役?
❶映像で魅せる。
まず、タイトルを起動すると、少女が表示される。
その後、黒い人影が散乱する楽譜を物悲しげに眺める映像を観て、円形の部屋で孤独に佇む「それ」に出会う。
詳細に語られない謎を残して画面下部の「PLAY」の文字をタップするように視野的に誘導させる。
セピア色のキーヴィジュアルも他の音ゲーにはない魅力である。
❷SNSで魅せる,
ツイッター等で、自身のプレイスコアを発信した際に、物語の台詞が表示されるという。
❸音楽や、楽曲の並び順、エフェクト、全てが1つの物語と繋がっていく。
楽曲の歌詞やイラスト、楽曲プレイ後に描かれる物語にも、連動している。
そして、プレイの出来不出来に関わらず流れるこのエフェクトは、おそらくはDeemoが演奏していることを示しているかのよう。
又演奏後は、その譜面の難易度や達成度に応じて、部屋中央の樹が成長するようになり、物語が進んでいく。
②飽きてしまわないように工夫。
同じ譜面を何回も演奏していくと、樹の成長が鈍くなって物語が進みづらくなる仕様となっている。
そのため、物語(曲の解放)が進めたいがために、自然に満遍なく楽曲をプレイしなければならない。裏を返せば飽きるのを遅らせることができるし、DLCとなる音楽パックの購入意欲も高まるのである。
③直感的なピアノ演奏体験を感じることができる。
レーンにタイミングよく押すと、ピアノの音がなる。
『聴覚』
又その音と一緒に、黒い線が浮き出てきて消えていく、
『視覚』
音だけでなく、目でも演奏感を
感じることができるのである。
④音ゲーのジレンマを解消!!
しかし、「満足感」と「簡単さ」は両立するのは難しい。
満足感を重視すると、ノーツが速く落ちてきたり、同時押しが増えたりして、簡単ではなくなる。
簡単さを重視すると、ノーツがスカスカになり満足感が得られなくなる。
2つのジレンマを解消した解決策とは?
ノーレーンにする(音の仕切りをなくす)
事でした。
それにより音ゲーのジレンマを解消し、
❶譜面の再現性を向上させることに繋がる。
1オクターヴのスケールなら、特定の幅を8個に均等に分割してノートを並べればよいし、その中に半音階が混ざるなら、そこだけノートの間隔を狭めて「それっぽさ」を出すことも可能になる。
=「満足感」
❷簡単さをノーツの物理ではなく長さで対応。
高難易度では同時押しをさせるが、低難易度では長いオブジェクト一つにすることが可能になる。
=「簡単さ」
まとめると、両立する事に成功したのである。
ps
私もプレイしました。
物語に興味無く、がっつり音楽にプレイしたい性格なので、直ぐに辞めてしまいました。
キー音が鳴るのは、演奏感があってとても良いのですが、難易度がアーケードゲームに比べて簡単すぎて、歯応えがなかったです。
後、所々謎解きや物語の映像を見なきゃいけないのが苦痛に感じてしました。
ただ、発想はとても好きです。
音ゲーのジレンマも解消したのはすごいと思います。
初心者には、絶対おすすめですので、気になったらダウンロードしてみてください。